「エネファーム」は、「エネルギー」をつくる「ファーム=農場」という意味でつくられた造語です。
水と土で農作物をつくるように、水素と酸素でエネルギー(電気とお湯)をつくります。「電気」といっしょに「お湯」ができるので、暮らしに必要なエネルギーを自宅で効率よくおトクにつくることができます。
ガスから取り出した水素と、空気中の酸素を化学反応させることで発電します。
発電時に発生する熱を利用して約60℃のお湯をつくり、設定温度になるよう水と混ぜて出湯します。
●バックアップ熱源機や電気(ヒーター)で加熱することもあります。
暖房設備に使う温水は、バックアップ熱源機でつくります。床暖房や浴室乾燥に使用する温水は、エネファームの発電時に発生する熱でも温めます(PREMIUM
HEATING)。
●大容量貯湯モデルは暖房機能をご利用いただけません。
●「PREMIUM HEATING(エネファーム床暖房・エネファーム浴室乾燥)」は搭載されていない機種もあります。
ガスの熱と空気の熱。
エネルギーのベストミックスで世界最高レベルの環境性能を実現したハイブリッド給湯器。
毎日を快適に過ごしながら、家から排出するCO2をしっかり減らす、こんな理想をカタチにしたハイブリッド給湯器。
ガスと空気のエネルギーによって、省エネと快適性を向上させ、高いレベルでの環境性能を実現しました。
世界規模で解決すべき課題となっている地球温暖化。
日本はCO2削減量を1990年比の-25%とする高い目標を揚げており、今後環境への取り組みはますます重要視されると考えられています。ハイブリッド給湯器は、エコキュートに比べてCO2を約30%削減〈火力発電ベース〉することができ、家庭で始める環境への取り組みに大きく貢献します。
政府はCO2削減のため、2020年までに高効率給湯器をはじめとする家庭用エネルギー危機の導入を促進しています。そのうち高等率給湯器は約900万トンの削減目標を担い、重要な役割を位置づけられています。
※総合資源エネルギー調査会需給部会発表より
家庭消費エネルギーの約30%を占める給湯の省エネ化を図るためには、供給されるエネルギーを無駄なく有効に利用することがポイントとなります。
ハイブリッド給湯器のヒートポンプは、最も効率の良い温度で運転を行うため、高効率ガス給湯器エコジョーズと組み合わせると、一次エネルギー効率が124%にもなり、ガスと電気のエネルギーを最大限に活用することができます。
※給湯使用時による効率(暖房使用は除く〉
※エコキュートの効率はIBEC(省エネルギー機構)評価データより
・一次エネルギー消費とは、使用エネルギーを化石燃料の使用量に換算したもので、エネルギーの利用をトータルで見た上流のエネルギーのことです。省エネの追求はこの一次エネルギー使用量を減らすことが重要になります。
・電気は供給元からの送電時に約63%のロスが発生するといわれています。